2025年12月 7日 (日)

パリ・ドゥエ通りの模型店で見つけたフランス蒸気231K 82(Jouef HOゲージ)

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先日、パリで購入してきたフランス製の蒸気機関車の古い模型をご紹介します。Jouef(ジョエフ)社のHOゲージ、231K 82です。

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今年の秋の旅行ではパリでかつて妻が結婚前の4年間の留学時代に住んでいた場所に程近い17区ヴィリエにある短期アパートに滞在し、市内を歩いたり列車旅をしたりしながら観光しました。その合間に私の趣味の時間も少し作ってきています。

パリには楽しい模型店が多く、これまでも旅行のたびに記念として何か買ってきました。モンマルトルにほど近いドゥエ通り(Rue de Douai)には、古くから鉄道模型店がいくつか並んでおり、私にとっては非常に楽しい場所です。クリシー大通りという観光客の多い通りから一歩入っただけの静かな路地なのに、なぜか模型店が集まっているのです。

鉄道模型店は3軒が寄り添うように並んでおり、それぞれに守備範囲があります。ただ、土日は休み、月曜も休むことがあり、昼休みで閉まる時間もあるため、旅行中に訪れるには意外と計画が必要です。14年前の訪問では何度も通いましたが、8年前の旅行ではタイミングが合わず訪れられませんでした。今回が本当に久しぶりの訪問です。

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その中のひとつ、DECO TRAINは、ヨーロッパメーカーのHOゲージ(87分の1スケール)の中古品を中心に扱い、ジャンクやパーツの販売、修理も行う昔ながらの模型店です。初めてだと少し入りづらい雰囲気で、年配の店主のもとに常連が集うような店構え。模型店は洋の東西を問わず、こうした光景が見られます。とはいえ、日本ではこうした個人経営の模型店は本当に少なくなりました。

なお、日本で最も一般的な小さなNゲージ(150〜160分の1)は扱っておらず、隣のTRANS-EUROPで多少扱いがあります。場所を探す場合は、地図アプリでドゥエ通りの鉄道模型店を検索するとわかりやすいと思います。

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今回購入したJouef社製フランス国鉄231K 82は、動輪の大きな急行旅客用蒸気機関車の模型です。87分の1スケールで全長はおよそ285mm。製造は40〜50年前と思われ、当時の元箱入りでした。日本では需要がないため、まず見かけません。いかにもフランス機らしく、美しい装飾が随所に施されています。

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旅行中に訪れたミュールーズの鉄道博物館 Cité du Train(シテ・デュ・トラン)に、よく似た急行用蒸気機関車が展示されていたので、この模型を購入したのですが、調べると実車はシテ・デュ・トランにはなく、現在はリモージュの鉄道施設で動態復元修理中とのことでした。フランスでは有名な機関車で、名列車を牽いた歴史を持つそうです。模型になるほどの人気機関車というわけです。

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かなり古い年代物ですが、状態はとても良好です。車体だけでなく車輪やギアを見ても、ほとんど走らせずにコレクションされていたのでしょう。

店主に「よく見せてほしい」と頼むと、箱から取り出して「おお、きれいだなあ」とつぶやくほど。実車とは異なり、炭水車(テンダー)側にモーターと駆動輪があるテンダードライブ方式で、走行テストをお願いすると店内の線路で軽やかに走りました。まったく手入れをする必要のない状態です。

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鉄道模型の世界ではドイツや英国、そして日本のメーカーが幅を利かせています。その中でフランス製、しかもフランスを代表する蒸気機関車の模型に興味を持つ日本人は珍しいのか、店主は終始ご機嫌で饒舌でした。日本の古い模型店に外国人が来て、C62やC57の人気機を欲しがるようなものかもしれません。それなら確かに嬉しいでしょう。

14年前にもこの店を訪れており、その時は少し若かった店主から客車模型を買いました。当時はHOゲージを走らせる線路など全く持っていなかったのですが、旅行の記念にワゴン・リ社のプルマン客車を1両だけ買おうとしたところ、「この客車は何両か繋ぐもんだよ!」と言わんばかりに、プルマン客車・食堂車・寝台車2両の計4両を買うことに。気の良い店主にうまく言いくるめられました。当時は円高で、4両買ってもそこまで高くはありませんでしたが、HOゲージは大きくて精密。箱入りでなくむき出しだったため、衣類で包むなどして持ち帰るのに苦労したのを覚えています。

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シテ・デュ・トランには231K 82の同形機はありませんが、よく似た機関車はいくつか展示されていました。日本とは違い軌間(レール幅)が広く(日本の在来線1067mm、ヨーロッパは1435mmで新幹線と同じ)、スケール感がダイナミックです。日本の蒸気機関車は主に2気筒(C53のような3気筒機もありますが少数派)ですが、こちらは4気筒が主流。一度、4気筒蒸機の走る音を聞いてみたいものです。

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14年前に買ったワゴン・リ客車を牽くのにちょうど良い機関車ですが、HOゲージの線路は展示用の直線レールしか持っておらず、走行はできません。電源はNゲージ用の大容量タイプが使えるでしょうから、機会を見てレールを買い足したいところです。

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前回購入した客車模型のモデルとなった実車も、シテ・デュ・トランに展示されていました。アガサ・クリスティー『オリエント急行の殺人』の場面を再現した展示で、音声や車窓描写も再現されており、楽しめる工夫が凝らされていました。

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HOゲージは欧米では一般的ですが、日本の住宅事情ではやや大きめです。そのため日本では150〜160分の1のNゲージが主流。私はNゲージのフランス車を持っていないので、実車が同じくらいの大きさのドイツ急行型機関車01型(フライッシュマン社製)の模型と並べて比較してみました。フライッシュマンのNゲージ01型はJouefよりずっと高価で上級の模型ですが、それでも車両自体の大きさが違うと迫力は段違い。やはり大きいほうが展示映えします。

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質実剛健で機能的なドイツ機に対し、フランス機の華やかで優雅な美しさが際立ちます。

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店主から模型を受け取る際のこと。

「持っていく袋はあるのか?」

と聞かれ、すでに荷物を入れていたパリのスーパー「モノプリ」のエコバッグを見せると、

「そんなのじゃ小さいだろう!」

と言って店の奥にいたスタッフに

「いい袋があっただろう、持ってきてくれ」

と頼み、出てきたのがイル・ド・レ(Île de Ré/フランス西部のリゾート地)のおみやげバッグ。バカンスで買ってきたものなのかもしれません。フランスではバカンスのために店を数週間閉めて遊びに行くことは普通です。

DECO TRAINの店名入り紙袋が出てくるかと思いきや、まさかのリゾート感満載の袋。しかも模型だけでなく袋まで中古品。私たちは行ったこともないイル・ド・レ。模型とも全く関係なし。

「他の荷物も全部ここに入るだろう!」

とエコバッグごと押し込んでくれ、ご満悦。仕方なくそのまま見送られ、リゾート帰りのような気分で店を出ました。

ドゥエ通り自体は静かな路地で問題ありませんが、表のクリシー大通りは地元の人、観光客、そしてスリも多く、危険なエリアとして知られています。こんな派手な袋を提げていたら格好の餌食なので、すぐに畳んで元のエコバッグにしまいました。

フランスの蒸気機関車模型は、日本で手に入る機会はごくわずか。だからこそ、旅先での“出会い”は特別なものになります。今回手に入れたJouef 231K 82は、模型としての造形美だけでなく、パリの小さな模型店や気の良い店主との思い出、そして14年越しの再訪という体験そのものが価値を添えてくれました。全く関心なかったフランスのリゾート地、イル・ド・レも行ってみたいと思ったくらいです。

次回パリを訪れた時、あの店を再訪する事になると思います。その時どんな模型と出会えるのか、旅の楽しみがひとつ増えました。ただ、ヨーロッパでは鉄道模型はかなり高級な趣味。円安でどんどん手が届きにくくなっているのが寂しいところです。

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2025年12月 5日 (金)

パリからモン・サン・ミッシェル日帰りはTGV+レンタカーで快適でした

秋のパリ滞在中に、モン・サン・ミッシェルへ日帰りで行ってきました。

長距離部分はTGVでサクッと移動し、レンタカーに乗り換えて田舎道を走り、シャトルバスで島を目指す・・・とても快適な旅のプロセスを楽しめました。
※文中の価格や交通機関の情報は2025年11月現在のものです。

行ってみたい世界遺産ランキングで常に上位に挙がるフランス・ノルマンディー地方のモン・サン・ミッシェル。ずっと行きたかったのですが、なかなか機会がありませんでした。パリから意外と遠く、早朝出発なら日帰りも可能とはいえ、できれば現地に泊まりたいと思って後回しになっていたのです。

夜のライトアップを見て、翌朝は周辺散歩・・・なんて贅沢は諦め、今回は思い切って日帰り弾丸ツアーを試してみました。

モン・サン・ミッシェルへの行き方はいくつかあります。
・パリ発の日帰りバスツアーに参加する
・パリから鉄道で途中まで行き、バスに乗り換える
・パリでレンタカーを借りて自分で運転していく

バスツアーはリーズナブルで最もお手軽。ただし時間の制約があり、現地は到着時点で混雑していることが多いようです。パリからのレンタカーは自由度が高いものの、体力的に少し不安がありました。旅行全体でレンタカー利用が前提なら良い選択ですが、今回はその計画ではありません。

汽車好きとしては、やはり鉄道に乗りたい。フランスの高速鉄道TGVで車窓を眺めたい。
調べると、途中のレンヌまで列車で行き、そこからバスでモン・サン・ミッシェルへ行けるとのこと。ただしレンヌ発のバスは本数が少なく、TGVの時間を合わせる必要があります。つまり、同じ列車に乗った人がみな同じバスに向かうことになり、バスツアーと大差ありません。

そこでレンヌからはレンタカーを借りて往復することにしました。これなら早起きすることで、現地宿泊には及ばないものの、バスツアーやレンヌ発のバス利用者より少し早く観光を開始できます。Google Mapで見る限り、距離は片道約70km。道路もよく整備されていて途中に有料高速もありません。

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パリ・モンパルナス駅を7:00に出るTGVに乗れば、レンヌには8:25に到着します。308kmを1時間25分で走り抜ける俊足ぶり。表定速度は217.4km/hで、日本の東海道新幹線とほぼ同等です。

モンパルナス駅は早朝から大きなキャリーケースを引いた旅行者で賑わっています。パリの大きな駅ではスリの被害が多くあるので注意する必要があります。構内を歩く時はちょっと気を引き締めます。早い時間でも乗車前に軽食が買えるスタンドが多くあります。駅構内で買うと高いのが難点です。

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7:00発のTGV INOUI 8701列車は2階建てのTGV EuroDuplexでした。車両は比較的新しいのですが、外装はかなり汚れています。窓もワイパーで拭いた部分以外は曇り気味。他の国もそうですが、ヨーロッパの高速鉄道は日本ほど外装の清掃が徹底していません。日本の新幹線の清潔さが際立ちます。

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今回は一等車の2階席を利用。ガラスはピカピカとはいえませんが車窓は十分に楽しめます。窓も大きく快適です。外装の汚れに反して、車内はよく清掃されており、トイレも清潔。スタッフが座席のゴミを回収して回るため、車内の衛生状態は保たれています。この日の列車は問題ありませんでしたが、別の日に乗ったTGVでは前の席のヘッドレストが壊れていたり、私の座った席のリクライニングが出来なかったりと何かと設備上の問題もありました。そういう出来事も旅の思い出として楽しんでおきたいと思います。

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TGVには軽食が楽しめるビュッフェ(LE BISTROT)があります。日本の新幹線ではずっと昔に廃止されてしまったので、これは嬉しいサービス。朝食セットも揃っており、駅構内の売店よりも価格が安いこともあります。今回は最初からビュッフェをあてにして乗車しました。

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ビュッフェにはテーブル席と立食スペースがあります。古い単階車両では立食のみの場合もありました。2階建て車両の場合、ビュッフェは2階にあるので眺めが良好です。購入して自席に持ち帰ることも可能。

滞在先のアパートで少し食べてきたので、車内ではブリオッシュとコーヒーで軽めの朝食。チョコレートが付いて4.6ユーロ。このブリオシュもコーヒーもとても美味しく、ビュッフェのメニューはどれも外れなしの印象です。

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各席にはCタイプのコンセントとUSB Type-A端子が備わり、PC作業やスマホ充電が可能。Free-WiFiもあり、電源部分だけの小テーブルを出してスマホを置くこともできました。なお、車両によってはCタイプのコンセントしかない場合もあるため、充電器と変換プラグは必須です。

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ノルマンディーの広大な農地が続く車窓を眺めていると、この列車が320km/hで走っているとは思えないほど静かで揺れません。日本の新幹線と比べても乗り心地はほぼ互角。ただし発着時の加減速は日本のほうが圧倒的に速く、TGVは最高速度で走る区間を長く取ることで時間短縮しているようです。

フランスの鉄道はよく遅れるイメージでしたが、今回の旅行中に乗った列車はすべて定時運行でした。レンヌ到着時は今にも雨が降り出しそうな空模様。到着ホームには屋根がないため、急いで駅舎に入りました。

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事前にAVIS公式サイトでレンタカーを予約。車と鍵を描いたピクトグラムに従いカウンターへ向かいます。駅舎内にあるのはAVISとHertzの大手2社で、その他の会社は駅舎外にあるようなので注意が必要です。

日本の免許証、国際免許証、クレジットカード、予約確認書を提示して手続き。保険内容の説明を受け、すでに付いている傷のチェックを行う程度でスムーズに進みました。保険が30ユーロほど掛かり、合計136.55ユーロ。半日料金はなく24時間と同額のため、宿泊旅行ならさらに有効活用できそうです。

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鍵と駐車場ゲート用カードを受け取り、レンヌ駅の表口を出て駅前広場の前の通りを右側へ。すぐに見えてくる自走式立体駐車場Parking Rennes gare nord - EFFIAの屋上階がAVISのエリアです。返却も同じ場所。
用意されていたのはルノー・クリオのE-TECHハイブリッド。予約時はプジョー208が同等車として表示されていたので初のルノー体験となりました。フランス車を運転するのは、妻が昔乗っていたプジョー206以来20年振りです。

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走行距離は1万2千キロと新しめですが、小傷がいくつもありました。書類に記載された傷の場所を念入りに確認します。
左ハンドル・右側通行・ウインカーは左レバーと日本とは逆ですが、案外すぐに慣れます。車載ナビは当然フランス語ですが、iPhoneをCarPlayで接続してGoogle Mapの日本語ナビを利用できました。万一つながらなくてもスマホ単体で問題なし。私はスマホホルダーを持参し、車載ナビを近距離、iPhoneを広域で表示して併用しました。

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レンヌ市内を抜けると広い農地や牧草地がどこまでも続き、景色を眺めているだけで癒やされます。交通量も少なく運転しやすい環境です。初めての海外ドライブの方でも比較的心配要らないと思います。この先に世界遺産があることを忘れてしまいそうなのどかさ。コンパクトなクリオのハイブリッドは軽快な走りが心地よく、可愛いスタイルはフランスの田舎道に似合います。低速のモーター駆動はパワフルでキビキビ走りますし、エンジン直結時の高速域の加速もストレスありません。

天気がめまぐるしく変化して途中で強い雨に降られましたが、モン・サン・ミッシェル手前で雨はすっかり上がり、ほぼ1時間で到着。モン・サン・ミシェルの周辺は交通規制があり、島の麓まで車で入れません。手前の公営駐車場に停めます。晴れ間がのぞくと、遠くからでも巨大な修道院が視界に入り、気分が高まります。

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駐車場からモン・サン・ミッシェルがしっかり見えますが、徒歩だと約50分。羊が草を食む牧草地の向こうに修道院を臨みながら歩くのも魅力ですが、無料の電動シャトルバスが10分ほどで島まで運んでくれるため、今回は体力温存でバスに乗りました。多少並んでいても次々とバスが来るので問題なし。

駐車券は入口ゲートで受け取り、シャトルバスへ向かう途中の観光案内所前にある精算機で料金を支払います。駐車券は戻ってくるので帰りのゲートで使用します。料金は16ユーロでした。

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シャトルバスに揺られている間にも、修道院がどんどん迫ってきます。雨上がりの強風でしたが、美しい青空の下で見るモン・サン・ミッシェルは壮観。散々映像や画像で見慣れた光景ではありますが、実際に目前にするのとでは世界が違います。息を呑む美しさです。来てよかった、と心から思える瞬間です。

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島の入口に近づくと、巨大で荘厳な姿に圧倒されます。第一級の世界遺産とはこういうものか、と深く感動します。

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島内は細い石畳の道と階段が多いため、スニーカーが必須。売店や飲食店が並んでいて賑やかですが、少し横道に入ると静かなエリアもあります。この時間帯はまだパリからの観光客が到着しておらず、比較的空いていました。

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参道を歩きながら、修道院へ向かうルートは軽いハイキング気分。途中の見晴らし台からは、干潟と橋が見渡せて絶景です。シャトルバスは橋の途中で折り返します。

島内への入場は無料ですが、修道院は有料です。料金はローシーズン(10/1~3/31)が13ユーロ、ハイシーズン(4/1~9/30)が16ユーロ。
事前にVELTRAで約2,500円のチケットを購入していたためスムーズに入場できました。早めの時間帯だったので現地の行列は短かったものの、昼前には島内が混雑し始めていました。

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修道院内部は外観の雰囲気とは一転し、静寂に包まれています。回廊・礼拝堂・食堂のどれもが歴史を感じさせ、ゆっくり時間をかけて回りたくなる空間です。階段が多いですが、休憩しながら進めば問題ありません。

修道院を見学した後は島内を散策。どこかで食事を、と思いましたがどの店も混雑。駐車場に戻って車で島外の店を探すことにしました。

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帰りもシャトルバスで駐車場へ。さよならモン・サン・ミッシェル。

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車に戻ったのは13時過ぎ。朝のブリオッシュ以来、持参の水しか口にしていなかったのでお腹ペコペコ。最初に良さそうな店があれば入ろう、と決めました。

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駐車場を出てすぐ右側に見えてきた「L'Antre Terre et Baie」という店。2階がレストランです。

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島内ほど混んでおらず、すぐにモン・サン・ミッシェルがよく見える窓側の席に案内してくれました。

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海鮮が得意な店のようで、突き出しにはカニ味噌のバーニャカウダのような一品。これが絶品!カニ味噌が苦手な人には重いかもしれませんが、私は最初から幸福感いっぱい。

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前菜はホタテのソテーとフォアグラ。ホタテの旨味が濃くて美味。

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メインはスズキのソテー。こちらも食べ進めるのが惜しいほどの美味しさ。イカ墨パスタも絶妙です。

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デザートのケーキ。
盛り付けも本格的なのに、価格は2人で71ユーロ。モン・サン・ミッシェル名物のオムレツを島内で食べたら1人でそのくらい。パリの相場の半分ほどに感じました。

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最初から2階へ上がったので気づきませんでしたが、1階には軽食も売っていました。モン・サン・ミッシェルを遠くの眺めながら庭のテーブルで食べることもできるようです。

食後はレンヌまでドライブ。途中何度も寄り道しながらのんびり戻ります。途中の小さな村にはそれぞれかわいい教会があるのも面白い。返却前にガソリンを満タンにしますが、価格は高めで1リットル約1.7ユーロ。クリオのハイブリッドは実燃費約20km/Lと優秀。車の性能は良好でしたが、タイヤのグリップが弱く雨天ではやや不安に感じました。それでも慣れると快適で、もっと運転したかったほどです。

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車を返却して駅へ戻ります。レンヌ駅の駅舎はガラス張りのモダンな建築。

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レンヌ駅17:35発のTGV INOUIでパリへ戻ります。到着ホームは直前まで発表されず、同時刻の列車が2本あるため、レンヌで併結するようです。ホームが表示された途端、モニター前の乗客が一斉に動き出しました。

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今回の旅行で乗ったTGVは一等車でもほぼ満席。事前に指定席を取らないと希望の列車に乗るのは難しそうです。私は事前にネットで往復とも席を予約していました。便利な時代になったものです。

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車両によっては速度を表示するモニターがあり、最高速度320km/hの表示を確認できました。日本で事前にダウンロードしていた速度計アプリはなぜかどれも使えなかったため、モニターが頼りでした。

パリ・モンパルナス駅到着は19:04。そこからゆっくりパリに戻って食事を楽しむ余裕もあります。
TGV+レンタカーによる日帰りモン・サン・ミッシェル旅は、思った以上に充実した一日になりました。早起きしてTGVで一気に地方へ向かい、レンタカーで田園風景を走り抜け、シャトルバスで島が近づいてくる瞬間。どの工程も旅の楽しさを引き立ててくれました。

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2025年11月28日 (金)

パリからミュールーズへTGV旅 フランスの鉄道博物館 Cité du Train(シテ・デュ・トラン)

秋のフランス旅行の折、かねてより訪れたかった鉄道博物館 Cité du Train(シテ・デュ・トラン) を訪問しました。
文中の価格や交通機関の情報は 202511月現在 のものです。

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フランスには世界最大級の鉄道博物館があります。かつては「フランス鉄道博物館」という名称でしたが、2005年の大規模リニューアルを経て現在の「Cité du Train」へと生まれ変わりました。ただし所在地は、パリから約500km離れたスイス国境近く、アルザス地方の街 ミュールーズ(Mulhouse。パリ観光のついでに立ち寄るという距離ではありません。昔なら「夜行列車で行くか」という感覚の遠さですが、現在はパリとスイスを結ぶ TGV LyriaTGVリリア) に乗れば約2時間半で到着するので、日帰りも十分可能です。とはいえ、日本に例えると「東京滞在中に京都鉄道博物館へ行く」ような距離感で、行こうと思わなければなかなか行けない場所です。列車の終着駅のチューリヒからミュールーズまでは鉄道で1時間半ほどとかなり近く、アクセスはむしろスイス側の方が便利です。

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それでもやっぱり訪れたい Cité du Train。今回は比較的長めのパリ滞在だったため、思い切って寒い早朝のパリ・リヨン駅発の TGV Lyria に乗り込みました。チューリヒ行きの列車ですが、途中の ミュールーズ までの乗車です。車両は2階建ての TGV EuroDuplex2日前にモン・サン・ミッシェルに行った際にパリ〜レンヌ間を往復した TGV INOUI 2階建てでした。旅行者が利用する主要路線のTGVはどれも混んでおり、輸送力確保が求められているのだと実感します。

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今回は1等車の2階席。横2列+1列の配置ながら車両幅が狭いので日本の新幹線グリーン車よりは若干狭く感じます。しかし座り心地はむしろ上質で、長時間座っていても疲れません。椅子文化のヨーロッパならではの快適さです。大きな窓からの景色も格別でした。

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座席前方には Cタイプの電源コンセントが備えられており、スマホの充電も問題なし(充電器と変換プラグは必須)。

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別日の新型車両では USB Type-A 端子も追加されており、充電速度は新幹線 N700AN700S より速いように感じました。Free Wi-Fi もあり、トンネルの少ないフランスでは途切れることもほぼありません。

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TGVには本格的な食堂車こそありませんが、ビュッフェ車(LE BISTROT、LE BAR)で軽食を購入できます。立席だけの車両もありますが、2階建て車両には椅子付きのスペースがあることが多く、購入した食べ物を席に持ち帰って食べても構いません。朝から皆よく食べ、よく飲んでいます。車内販売ワゴンも巡回します。

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この日はサンドイッチとコーヒーのセットを購入。TGV の軽食はどれもとても美味しく、パン、チーズ、ハムの風味が抜群です。フランスは物価が高いと言われますが、TGVの価格は街のカフェと大差ありません。むしろ駅のスタンドで適当に買う方が割高に感じます。

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2時間半ほど、広大な耕作地や放牧地を眺めつつ走り、ミュールーズ中央駅に到着。次の駅はスイスのバーゼルです。駅前のトラム停留所から 3号線 に乗り、Musées(ミュゼ)駅 で下車します。券売機では現金が使えず、VISAカードで購入。帰りにも使える2回券が 3.2ユーロでした。乗車後、車内の打刻機で刻印が必要です(2回券は両側に刻印欄があります)。

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Musées 駅は無人駅ですが券売機はあり、ここから徒歩5分ほどで Cité du Train に到着します。

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工場の駐車場沿いの道を抜けると、カラフルな外観の建物が見えてきました。平日の午前10時半過ぎだったこともあり、館内は空いていました(開館は10時)。

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所蔵車両は200両以上とのことですが、非公開の車両も多く、整備しながら展示車両を入れ替えているようです。館内は 屋内Aスペース、Bスペース、屋外Cスペース、Dスペース に分かれ、非常に広大なので、歩きやすい靴が必須です。

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入口にはチケットカウンターがあり、入場料は大人16ユーロ。隣接する電気博物館との共通券(24ユーロ)も選べます。カウンター奥はミュージアムショップですが、図録や模型は期待したほどではなく、図録は特集冊子のような薄いものを12ユーロで購入しました。模型は玩具レベルのものが中心で、本格的なものは扱っていません。Cité du Train のロゴ入りグッズは豊富でした。模型は、パリに帰ってから模型屋さんをのぞいてみることにしました。

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最初は Aスペースへ。照明が落とされ、鉄と機械油の匂いが漂う空間に、長い年月を耐え抜いた名車が並びます。日本の鉄道博物館(大宮・京都・リニア鉄道館)と同じあの香りで、心が躍ります。フランス車両に詳しくなくても、おそらく名車ばかりが並んでいるのでしょう。

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その中で馴染み深い車両もありました。ワゴン・リ(Wagons-Lits の客車です。

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豪華な内装が薄暗い中でも際立ち、クリスティーの『オリエント急行殺人事件』の一場面を再現した演出も施されています。

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内部に入ることはできませんが、食堂車やコンパートメントの様子を覗くことができました。

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Aスペース奥には、横転した大型蒸気機関車の展示があり驚かされます。戦時中の事故を再現した展示との説明がありました。

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屋外のCスペースには、TGVアトランティークのスピード記録車 325編成(機関車+客車1両)が保存されています。

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1990年518日、世界記録 時速515.3km を達成した編成で、その記録を誇るプレートも掲げられています。大径車輪への交換、客車削減、各種改造を施し、下り勾配で挑んだ記録日本の新幹線を抜いたことに大きな意味があったのでしょう。保存状態がやや悪いのが気になりました。

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なお、TGV の現行世界最高速度は 574.8km200743日)。記録達成車は現在も現役ですが、引退後はここで保存されるのでしょう。これも記録のための魔改造車で、線路や架線を破壊しながらこれまた下り勾配を駆け抜けて挑んだものの、当時の日本のリニアモーターカーの記録は越えることができませんでした。

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Bスペースは外光が差し込み明るく、撮影にも最適です。標準軌のフランス車両は日本の狭軌車両よりもダイナミックです。

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旅客用蒸気機関車の動輪は非常に大火室も広く、4気筒機が多いためパワフルで高速です。

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運転室も広く余裕があります。

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フランス国旗を掲げた大統領専用機関車も動輪径2000mmと巨大です。

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ド・ゴール将軍の専用車シトロエンDSも展示されています。

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電化の進んだフランスらしく、電気機関車の展示も豊富。なかでも SNCF BB 9004 の勇姿は圧巻で、1955年に 331km/h を記録したことを示すプレートが掲げられています。

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軌道・架線を破壊し、パンタグラフを吹き飛ばしながら挑んだ命がけの速度記録。フランス人の速度記録に掛ける情熱には敬意を覚えます。

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昔フランスでよく見かけたゲンコツ顔の機関車もこちらで保存されており、古き良き汽車旅を思い起こさせてくれます。

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豪華なしつらえのTEEの食堂車。今はヨーロッパでも食堂車減ってしまいました。

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懐かしいオレンジ色の初代TGVも大切に保存されています。TGVと言えばこの車両でした。初めてパリを訪れた時(1988年)はパリ・リヨン駅までわざわざ見に行きました。もちろん後日いっぱい乗りまくりました。

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TGVの運転室を見られる展示もあり、ハイテク感が漂います。

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館内には HOゲージの鉄道ジオラマもあり、1ユーロを入れるとしばらく列車が走る仕組み。

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大宮や京都ほどの規模ではありませんが、電飾も施され、丁寧に作り込まれています。

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実際に列車に乗ると広いフランスの車窓とは結び付きませんが、配線が複雑でかなりの技術で作られていることを感じました。

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広大な館内を2時間ほど歩き回り、のんびり見学できました。フランスの車両知識がもっとあれば楽しめたのにと思う一方、飾り気の多い日本の鉄道博物館に比べると質実剛健な展示が多く、非常に真面目な博物館だと感じました。収蔵車両は圧倒的に多く、非公開車両も広大な収蔵庫や側線に保存されています。

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名古屋のリニア・鉄道館では新展示車両が来ると押し出された車両がすぐにスクラップとなってしまう点が残念ですが、Cité du Train のような広大な敷地が日本にはない以上、致し方ないのでしょう。

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見学後は再びトラムでミュールーズ中央駅へ戻り、アルザスの観光地ストラスブールへ向かいました。100km少々の距離を1時間足らずで走り抜ける快速。ローカル線ながら高速で、古典的な機関車が客車6両を牽引するという贅沢な編成でした。

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機関車次位には一等車が1両。古参客車ながら自動ドアがつき、低いホームからステップを登って乗り込むスタイル。

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1列+2列配置の開放式座席で、窓が広くアルザスの風景がよく見えます。リクライニングしませんが座り心地は抜群で、いつまでも座っていたくなるほどです。

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広大な畑や森、牧草地を眺めていると、だんだんと住宅が増えてきてストラスブールに到着しました。列車を引っ張っていた機関車を見に行くと、お母さんに連れられた幼児が二人。こちらにも鉄道好き子供多いのかなあと思っていたら降りてきた機関車さんに「パパー」と飛びつきました。何だか映画を見ているよう。いいなあ。

世界遺産の街を散策し、夕刻の TGV でパリに戻りました。テーマパークのような美しい街並みに、混雑しすぎない程よい賑わい。

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142mの尖塔を誇るストラスブール大聖堂も圧巻です。

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帰りの TGV のビュッフェで食べたハンバーガーも非常に美味しく、温かい食事を車内で食べられるのは嬉しいもの。

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飲み物付きで11.1ユーロ、朝食セットは4.6ユーロからありました。アラカルトもいろいろ。

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ストラスブール観光も良かったですが、何より Cité du Train は鉄道好きなら丸一日をかけて訪れる価値があります。もっと知識を身につけて、ぜひ再訪したい場所です。入館した瞬間に感じた鉄道博物館独特の香りが、今でも忘れられません。

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2025年10月 5日 (日)

隔週刊「第二次世界大戦日本の傑作機コレクション」創刊号は零戦二一型、生存報告兼ねての投稿でございます

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デアゴスティーニから9月30日に新創刊となった隔週刊「第二次世界大戦日本の傑作機コレクション」創刊号を買ってまいりました。創刊号は特別価格の990円(税込)です。2号以降は3,199円(税込)。付属品として第二次世界大戦期の日本陸海軍の傑作機の72分の1の精密模型が付属します。シリーズは隔週刊で80号完結予定です。デアゴスティーニからメールで宣伝が来ていますし、テレビでも盛んにCMが入っています。書店では大量に平積みにされていました。創刊号の付属品は零式艦上戦闘機二一型という事なので、迷わず手に取ってしまいました。2009年~11年にデアゴスティーニの16分の1スケールの零戦二一型模型を組み立てていたので思い出深いのです。完成品は今も手元に大切に保管しています。モデルカーと比べて大きくて脆いので、置き場所に苦労します。

ブログ投稿が非常に久しぶりとなってしまいました。別に病気していたとか重大なこのがあったとか無く、平穏に生きています。ニフティのココログの契約は続けていて、検索サイト経由で過去ログをご覧になっている方が多く、全く更新されていないのが申し訳ない限りです。現在は続けているパートワーク無く、工作もこれといって行っておらず、日常生活を書くほど興味深い人生を生きているわけでもないのでご了承いただきたく存じます。地元に帰ってきたので妻のピアノの仕事のサポートも少しは出来るようになりましたし、その他の趣味ごとはそれなりに楽しんでいますが、一度報告が途切れるとそのままになってしまうものです。

ブログを盛んに更新していたのは40代の前半ごろでしたが、もう齢58になりました。模型など組み立てる時はメガネを外さなければ見えなくなりましたし、たまに腰や肩が痛くなるなど年相応に衰えてはいますが、まだまだ元気です。でも勤め人としては区切りの定年が間近です。そのまま再雇用として勤めるかどうするかを決めなければいけない時期になって参りました。時の経つのは早いもので、人生の儚さを感じます。2年ほど前に単身赴任先から本籍地に帰してもらい、役職定年を迎えて今はいち駐在員スタッフとしての役割でたまに東京の本社に出張したり、在宅勤務もしながら、出社しても定時退社が多く、仕事のストレスは大きく減っているかもしれません。

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書店に大量に積まれている創刊号の付属品は、透明の梱包材を通してある程度確認できるので、比べて見て塗装がきれいなものを選ぶことが出来ます。書店で見る限り、それほど塗装ハゲなどの個体差は感じられませんでした。結構エッジが効いた精密模型に見えます。

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分厚いパッケージの中身は冊子と定期購読パンフレット、そして軍用機の模型です。最近のシリーズではDVDは付属しなくなりました。もはやDVDを作って封入するコストに対する効果は薄いのだと思っています。もはや手元にDVDプレーヤーが無い場合もあるでしょう。一昨年購入したクルマ(トヨタのハリアー)にはCDとかDVDを入れるところが無くて戸惑ったものでした。

創刊号は990円の特別価格ですが、2号以降は3,199円(税込)と結構高価なので、これは創刊号だけの購入となってしまいそうです。

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模型は梱包材にガッチリ覆われています。真珠湾攻撃当時の零戦二一型の特徴的な飴色(あめいろ)に塗られた大振りの主翼の機体が見えます。

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模型を取り出します。72分の1スケールで横幅165mm程度。掌に載せて楽しめるスケールです。機体はほぼ組み立て済みです。プロペラや主脚、尾輪、アンテナ、増槽、そして展示用台座を取り付ければ完成となります。

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アンテナは外れやすいので、取り付け時には瞬間接着剤が欲しいところです。主脚と尾輪は稼働しません。主脚と尾輪を取り付けて駐機状態にするか、車輪カバーを取り付けて飛行状態するかを選択して組み立てます。組み立て時間は5分程度です。

できれば交換して両方の状態を楽しみたいところですが、パーツを接着しないと外れて散逸しそうです。今回は結局、駐機状態に組み立てることにしました。創刊号安いのでもう一つ買って駐機時と飛行時の両方の姿を楽しむのも良いでしょう。

但し主脚のパーツが脆くて長時間置いていると曲がって折れてしまいそうです。機体は金属パーツですが、主脚はプラスチックだからです。ここはカバーはプラでも主脚自体は金属製にした方が良かったのでは、と思われます。

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飛行時を表現するための台座を使用すれば主脚折損の事故は防止できそうです。でもなんだか着陸前の状態みたいではあります。台座を使用する時は増槽は外さないといけません。まあ戦闘後に増槽を切り離して着陸する前を表現するという事で。

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完成させて眺めていると、小さいながらもよく出来た模型です。塗装も綺麗です。コクピット内部も塗装されています。しかし主脚を出した後の主翼の内部とか主脚のカバーの内側がメタリックブルーに塗装されていないので、裏側から見るとちょっとチャチに見えてしまいます。面相筆で色入れすると更にメリハリの付いた良い模型になりそうな気がします。尾翼のナンバーから、真珠湾攻撃時の赤城戦闘機分隊士の指宿正信大尉機であることが判ります。

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なんだかこの模型、に以前に見たことがあるなあ、と思っていましたが、デアゴスティーニで似た様なシリーズがありました。もう9年以上前に発売になったシリーズです。「隔週刊「第二次世界大戦傑作機コレクション」というシリーズの2016年6月28日発売の第11号に72分の1の零銭二一型の模型が付属していました。過去ログを漁ったら、私も当時記事にしていました。

2016年7月5日
隔週刊「第二次世界大戦傑作機コレクション」11号の零戦二一型つまみ食い!

この当時の模型は9年前に今の家に引越す際に処分してしまったので現在手元にありませんが、スケールは同じもので機体番号は異なり外板の継ぎ目の墨入れが施されているとか違いはあるものの、当時の写真を見る限り非常に似ています。台座も形状も同じようです。9年間も同じ金型を残しているとは思われませんので、今回また新たに作成したのでしょう。その点は判りませんけれど。

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華々しい活躍をしていた頃の零銭二一型の模型、990円の特別価格の付録で手に取って楽しめるサイズという事もあり、結構売れるのかなと思います。但し創刊号から一番人気の模型を付属させているので、私と同じように2号以降を購読しない人が多いのでは、と心配ではあります。

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2号以降も魅力的な機体の模型が付属します。但し価格が3,199円と少々高いので躊躇する方がいるのではないでしょうか。9年前のシリーズでは創刊号999円(税込)、2号以降は1,980円(税込)でした。その間の物価の上昇を考えると仕方ありません。

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創刊号から23号までの購読者プレゼントとして、144分の1スケールの一式陸上攻撃機一一型の模型がもらえます。一式陸攻はサイズが大きいのでスケールが零戦などと異なるのは仕方ありません。でも機体番号323って、山本五十六連合艦隊司令長官がブーゲンビル島で撃墜され、戦死した機体ですね。人に寄るでしょうが、私はなんだか微妙な気持ちになります。

第二次世界大戦日本の傑作機コレクションとは人気のある機体の模型が多いとはいえ、それほど多く売れるものでは無いのにちゃんと創刊号を書店で販売するとは、まだまだコレクション物の需要があるのだと思います。申し訳ないながら、私は創刊号だけで卒業となります。

これから魅力的なシリーズがあれば継続購読に挑戦する気持ちはあります。今回は久しぶりのご挨拶にて失礼致します。また何かネタがあったら投稿致します。

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2024年8月17日 (土)

アシェット「聯合艦隊旗艦 戦艦武蔵 ダイキャストギミックモデルをつくる」創刊号

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今週発売になったアシェットの「聯合艦隊旗艦 戦艦武蔵 ダイキャストギミックモデルをつくる」の創刊号を買って来ました。特別価格で299円(税込)です。本屋さんの店頭に大量に平積みされていました。

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全125号完結予定で、完成すると1/250スケール、全長1,052mmの巨大な戦艦の模型が出来上がることになります。船舶模型は細長いので、工夫すれば完成模型の置き場所を確保するために苦労するほどのことはありませんが、何にせよ気軽に始めると大変なことになるシリーズであることは間違いありません。

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これまでに週刊パートワークとしては同型艦の大和のシリーズは何度か発売されていましたが、武蔵は初めてではないかと思います。2015年にマイクロソフトの共同経営者で資産家の故ポール・アレン氏が、1944年のレイテ沖海戦でフィリピン・シブヤン海に沈没した武蔵の船体を発見しました。その時の調査で判明した各所の特徴を、今回の模型にも反映しているとの事です。武蔵は同型の一番艦の大和よりも改良されている部分が多いのですが、最高機密の中で作られたので、細部については現在は不明な点が多いのでしょう。

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創刊号のパーツは零式水上偵察機と左舷カタパルトです。創刊号だけで1/250スケールの水上偵察機が完成するので、水偵だけ複数欲しい場合は創刊号をたくさん買えば良いわけです。パッケージのゴミが大量に出てしまいますが、創刊号だけは299円と安いので、値段以上の満足度はありそうです。

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早速組み立てました。但し水上偵察機のクオリティはイマイチです。これは私は一つしか要らないなあ。カタパルトは可動式ですが、裏からビス止めせずにはめ込むだけなので簡単に外れそうです。創刊号のパーツを見ている限り、相当に工夫を加えないとまともに組み立てられないように思えます。接着箇所が多そうなので頑丈な模型にするのに苦労するでしょう。触るとあちこちパーツが外れる模型になりそうです。

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冊子の中の完成品はまだ試作模型でしょうが、写真を見ている限りは細部のディティールがかなり甘く見えます。特に艦橋部分の造形は緩い感じです。

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そして船体の上下のパーツが喫水線で上下に分かれていますが、その部分の隙間が目立っていて船の模型としてはよろしくありません。全長1m超の巨大模型なのに、船体に張られているワイヤーロープが省略されているのも残念なところです。製作者の多くは自身の技量で大幅に改良を加えないと、大枚をはたいて大きいのにゆるーい武蔵の模型を作ることになりかねません。長年たくさんの週刊パートワークを手掛けてきた経験から、創刊号を見るだけでもある程度の今後の展開は想像できます。

以前、単身赴任中のコロナ禍の無聊を慰める為にアシェットのブルートレインのシリーズを組み立てたことがありますが、冊子の組み立てガイド通りには到底組めない面倒な模型でした。今回の武蔵のシリーズも同様の苦労があるような気がします。

ということで、特に戦艦武蔵に大きな興味を持っていないこともありますが、今回も創刊号を買って満足しておきます。同一スケールでアシェットではなくてデアゴスティーニから発売になればやってみても良いテーマだなとは思います。しばらくは指先サイズの水上偵察機を手元に置いて楽しみます。

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2023年7月17日 (月)

週刊「ナイトライダー」106号~110号 最終号、とうとう完成!

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デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。

80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。7月9日の日曜日の夜に106号から110号までの5号分が到着しました。

一昨年の6月に創刊となったこのシリーズ、2年以上を経て今回で最終号となりました。単身赴任先の社宅で組み立てを始めましたが、今年の4月に愛知県に戻ることになり、組み立て中の仕掛品を大切に自家用車で運んできました。それがいよいよシリーズ終了を迎えました。

しかし自宅に戻ってからも何かと忙しく、平日は工作を始められません。特に今週は毎日猛暑が続き、帰宅したらもうバテバテです。今回は完成間際のボディとシャーシの合体という大掛かりな作業があるので、慌てずにゆっくりと取り組みたいものです。

結局、海の日が最終日となる7月の三連休に取り組むことになりました。とはいえ15日は毎年の恒例となっている妻のソロリサイタルがあるので一日手伝いと応援です。今年は入場者数や掛け声、舞台後の挨拶など何の制限も無くなったので皆様お待ちかねではあります。本日の17日もコラボのコンサートがあるので、出演時間の夕刻には名古屋の会場に向かう必要があります。合間を見ながらではありますが、何とか完成まで持ち込みたいものです。のんびりしていても次のパーツがやってくるわけでは無いので、焦る必要はありません。

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今回の梱包の中に、デアゴスティーニさんからの挨拶文が入っていました。110号と2年以上に亘る長いシリーズ、最終号は本当に呆気無くやってくるものです。

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模型を組み立てるシリーズ恒例の、アクリルケース等のオプション品の案内チラシも入っています。私は書棚を一段空けて設置する予定の為に、今回はアクリルケースは必要ありません。アクリルケースにはコムリンクのスタンドが付属しますが、これは似た様な腕時計スタンドを見つけたいものです。

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49号のサイドパネルのパーツの改良品が入っていました。93~96号の組み立ての際に、ボディの内側にサイドシルやパネルを取り付けてからシャーシにボディを仮に被せておくことが出来なくなりました。このサイドパネルが干渉していた為です。何か最終号までに対策がなされるのかと気になっていましたが、結局シャーシ側のサイドパネルの突起が無いものに交換するという対応となりました。109号の組み立て作業でこのパーツを取り付ける様です。

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106号から組み立てを開始します。
今回は5号ともパーツ数が小さく少ないのですが、最終組み立て段階の為にそれなりに作業量はあります。

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今号では右側のトランクサイドウォールをボディに取り付けます。前号では中途半端な状態で終了していましたが、今回は全てのパーツを取り付けた後、ボディに固定していきます。

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前号で組み立てたトランクサイドウォールにパネルとシートベルトを取り付けていきます。

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シートベルトはパーツの裏側に通してからビスで固定します。ベルトは布パーツです。予め穴を空けておいてからビスを刺すと簡単に作業できます。

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ボディの裏側にトランクサイドウォールをはめ込んでビス止めします。内装パネルをきちっと合わせるのは意外と難しいものです。パーツの精度は結構高いので、他のパネルがきちんと取り付けられていれば、カチッとはまります。

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リヤゲートの左右のダンパーの端をビス止めします。
このダンパーのパーツ、伸縮する際に適度な抵抗があるのでリアゲートを開けたまま保持することが出来ます。

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続いて107号に進みます。

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今号ではトランクをカバーするリヤパーセルシャルフを組み立てます。現代のクルマではトノカバー等と呼ばれているものです。リヤゲートがガラス張りなので、このカバーが無いと荷物が丸見えになってしまうわけです。

ナイトライダーの劇中でこんなリアパーセルシェルフがあったかどうかは記憶にありません。トランクルームはマイケルが爆弾を安全に爆発させるために使用する時に使用したりと散々な扱いだったように思います。

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布パーツに二つの長い樹脂パーツをサンドイッチしてビス止めする作業です。一旦接着してからビス止めすると、布パーツがずれたりよれたりすることなく簡単に作業が進みます。

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最後にシェルフハンドルを固定して今回の作業は終了です。

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108号に進みます。

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今回では前回に引き続き、トランクをカバーするパーセルシェルフを組み立て、ボディに取り付けます。

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今回も二つの長い樹脂パーツで布パーツを挟みこんでビス止めする作業です。一旦片方を接着してからビス止め作業を行いました。

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ボディに取り付けていきます。
左右のシェルフクリップで固定する状態です。

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巻き上げ軸はきちんと作動します。

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109号に進みます。

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今号ではボディのリヤ部にライトとバンパー、タイヤハウスを取り付けます。また49号でシャーシに取り付けたサイドパネルを付属の改良パーツと交換します。

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テールランプのパーツを取り付けます。
取り付けビスの頭が丸見えです。改良するには少々大掛りになりそうなので、とりあえずこのまま組み立てます。

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リヤバンパーを固定します。
内側からのビス止めとなりますが、結構奥まったところにビスを入れていかないといけません。

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最後に今回付属してきたタイヤハウスを取り付けます。
テールランプレンズのビスの頭は・・・まあそんなに目立たないかもしれません。

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リヤ部分の組み立てにより、ボディは全体が完成しました。

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49号で組み立てたシャーシのサイドパネルを、今回付属してきた改良品に交換します。サイドの部分のレール上の突起がボディの内側に干渉してしまう状態でした。無理に押し込めようとしたためか、黒く変色してしまっています。

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サイドパネルにはドアを開けた時に点くランプが取り付けられているので、ランプのレンズやLEDを付け替える必要があります。

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左右とも、サイドパネルを付け替えます。
改良パーツへの交換の為の分解部分は僅かなのでごく簡単な作業でした。これでボディとの干渉は無くなったはずです。

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続いて110号に進みます。
いよいよ最終号です。

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今号の付属パーツはシートベルト関連の僅かなものです。しかし完成する号となるので、相当に大掛かりです。シリーズ全体の中でも最も時間が掛かったかもしれません。

しかし概ね計画的にパーツ配布が行われていたので、最後に怒涛のパーツラッシュとなったアシェットのブルートレインと比べると非常に順調に感じました。

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今回の付属パーツのシートベルトアンカー等を取り付けていきます。シートベルトは巻き上げ式だと思いますが、この模型ではダラリと下がった状態での組み上げとなります。

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劇中ではマイケルはシートベルトを使用していないので、ベルトを短くして巻き上げた状態で固定しても良いかもしれません。

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前号で取り換えたシャーシのサイドパネルのLEDの配線部分に保護テープを貼りつけます。パーツ交換によって配線保護の突起が無くなっているので、これはきちんと貼った方が良いでしょう。

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ボディ側とシャーシ側のケーブルを結線します。
ケーブルによってはあまり長さに余裕が無いので、場合によっては切断して延長をした方が良い場合もあるでしょう。私の場合は前側は何とか延長せずに完成させられました。

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リア側もボディとシャーシのケーブルを結線します。
こちらはKとWの余裕が少なく、この後のシャーシとボディの合体時にコネクターが外れてやり直しを繰り返さざるを得なくなった為、数センチ延長しました。

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いよいよ完成に持ち込む最大のヤマ場であるシャーシとボディとの合体ですが、これがまた非常に厄介な作業となっていました。改良パーツと交換したシャーシのサイドパネルの部分は問題なくはまるのですが、それ以外の各所で引っかかってしまいます。

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特に、ドア側から後ろはすっぽりと収まりません。
あれこれしている際にボディは手脂だらけになってしまいましたが、完成後に拭きあげていくことにします。

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シャーシにまっすぐボディを被せていきますが、フロント部分は何とか収まるものの、ドアから後部は引っかかっています。フロントが収まった時点で車体をひっくり返し、ドア下のサイドシル部分からボディを手で拡げて少しずつはめ込んでいきます。特にリアのタイヤハウス部分はそのままでは収まりません。リアシート部分を傷つけないよう気を付けて、少しずつ拡げて押し込んでいきました。最後にナンバープレート部分が引っかかるので注意します。全て押し込むと、見事にピッタリ収まりました。模型としては精度が高いですが、あまりに隙間が無く、また一筋縄ではボディとシャーシは合体しません。割と簡単な組み立ての模型だと思っていましたが、最後の最後で結構難易度が上がった気がします。

ボディとシャーシを合体したら、8か所ビス止めして固定します。

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シートのバックレストにシートベルトを固定します。

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最後にエンジン内部のパイプを差し込みます。
すぐに抜けそうなので、これは後で接着して固定したいと思います。

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ボディを磨き上げて完成です。
堂々たる8分の1スケールのナイト2000です。黒い車体は撮影するとはっきりとしませんが、実際に見ると結構美しくて迫力があります。黒い車体を映像で格好良く見せるために、撮影ではかなりテクニックを駆使していると思います。実車でも黒い塗装の車は実際に見ると非常に格好良いのですが、それが伝わってくるように撮影するのは難しいものです。それに汚れが目立つのでしょっちゅう洗車しないといけません。モノグサな私は、黒いクルマはアコガレで格好良いことは判っていながらも、白系やグレー系の車を乗ってきています。

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シリーズの終了は本当にあっけなくやってくるものです。完成してしまったので、次の作業が無いと思うと寂しいものです。

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電子ギミックはコムリンクのボタンを押すことによって動作します。

 

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最後に、前作のデロリアンとのドリームカーツーショットです。どちらも重量級です。

完成直後の現在は、私の作業机のすぐ前の書庫にナイト2000を置いて、たまにギミックを楽しんでいます。時折、デロリアンと場所を交換して遊んでいきたいものです。

これで挑戦中のパートワークは無くなってしまいました。まだ次のシリーズは決めていません。魅力的なものが発刊されたら創刊号を買って購読を検討したいと思います。

前回はこちら
週刊「ナイトライダー」101号~105号 次回の配達でシリーズ終了!

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2023年6月 4日 (日)

週刊「ナイトライダー」101号~105号 次回の配達でシリーズ終了!

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デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。

80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。6月4日の日曜日の午後に101号から105号までの5号分が到着しました。5月は発売日の火曜日が5回あったので5号まとめて届いています。全110号のこのシリーズ、いよいよ最終盤となっています。

単身赴任先の埼玉県朝霞市の社宅で始めた工作、4月より4年振りに自宅の愛知県半田市に帰るに伴い、完成したアシェットのブルートレインと一緒に完成間近のナイトライダーの模型を自家用車に載せて大切に運んできました。

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まず101号から開封します。
非常に軽くて小さいパーツばかりです。

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今号ではボディ後部のサイドマーカーの取り付けです。
このシリーズ通して最も小さいパーツ構成かと思われます。大きなボディやシャシーが付属する号と同じ税込1890円ですが、デアゴスティーニさんの場合は豪華なパーツが付属する号を特別価格として高価にしているわけではなく、創刊号以外は基本的にシリーズ通して同価格です。101号だけ購入する方はいないので、付属パーツの構成には大きな差があります。

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組み立てはすぐに終わります。
ボディパーツの内側からサイドマーカーレンズを差し込んでベースのパーツを被せてビス止めします。

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左右ともに固定して作業完了です。

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この部分はフロントマーカーと同様にLEDを入れて発光させると言ったギミックはありません。

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続いて102号を開封します。
樹脂製なので軽量ですか、内装の大型パーツです。

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今号ではリアトランクの左側のサイドウォールにポケットを取り付けます。

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リアトランクに開閉式の扉が付いた物入れがあるようです。車載工具を入れておく場所となっているのかと思います。この模型では車載工具の表現まではされていない様ですが、扉はちゃんと開く仕組みになっています。

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物入の扉を付けて裏側からポケット部分をビス止めします。

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ボディの内側部分にビス止めするためのステーを取り付けます。

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端の部分にインナーパネルを差し込みます。突起を挿しこむだけではすぐに外れてしまうので、接着剤を使用しました。

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これで今回の作業は終了です。

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続いて103号に進みます。

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今号では前号で組み立てたトランクの内側のサイドウォールに、アンカープレートやシートベルトなどを取り付けていきます。

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アンカープレートを取り付け、リアシートのシートベルトを差し込みます。

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シートベルトは穴を空けてサイドウォールの内側にビス止めして固定します。

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リアゲートのダンパーを取り付けて、今回の作業は終了です。このダンパーのパーツは特にダンパー機能があるわけではありません。

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続いて104号に進みます。

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今号ではボディ後部に左側のサイドウォールやトランクリアウォールを取り付けます。コツコツと内装部分を仕上げていきます。

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トランクリアウォールにトランククラッチ部分を取り付けます。トランククラッチは樹脂製なので、あまりしっかりとトランクを固定する仕様ではなさそうです。

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リア乱舞部分と接続する二組のケーブルを壁面に沿わせて後方に取り回します。

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前号で組み立てたトランクサイドウォールをボディ内側にはめ込み、3か所ビス止めします。

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トランクリアウォールもはめ込んでビス止めします。
やはりリアゲートのラッチ部分は弱く、カチッと固定するわけでは無くてパーツの重みで閉まっているような状態になりそうです。

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続いて105号に進みます。

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今号では右サイドのトランクサイドウォールを組み立てます。
基本的には左側と同じ作業ですが、右側には車載工具入れの扉はありません。

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まず、リアゲートのダンパーのパーツを取り付けます。

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裏側にウォールステートインナーパネルを取り付けます。
インナーパネルは接着剤を使用して固定しました。

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今回の作業はこれで終了です。
ボディへの取り付けは次号となりそうです。

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次号でトランク内側のパーツを取り付ければ、内装はほぼ完成となりそうです。まだ5号あるので、果たしてどんなパーツを付属して完成とするのか楽しみです。

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次号、106号ではトランクサイドウォールにパーツを取り付けていきます。トランクの内装部分は完成となるのでしょう。

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次回は7月11日に106号から最終号の110号まで5号まとめての配送となるとのお知らせが入っていました。確かに最終号だけ1号別にして発送しなくても、まとめて送った方が良いでしょう。長く続いたこのシリーズも、7月11日(おそらくその前の7月9日の日曜日)に最終号がやってくる様子です。単身赴任先の社宅でコロナ禍の外出規制の無聊を慰めるために始めたシリーズも、いよいよ最後が見えてきました。

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完成後の模型を飾る際に使用するディスプレイケースの紹介パンフレットが入っていました。私は書棚にさりげなく置きたいので買いませんが、付属する背景シートはちょっと欲しい気分です。素材があれば自分で作っても良いかもしれません。

ディスプレイケースにはコムリンクのスタンドも付属しますが、これは別にこのスタンドでは無くても腕時計のスタンドでも良さそうです。

前回はこちら
週刊「ナイトライダー」97号~100号 今回終われば残り10号

次回はこちら
週刊「ナイトライダー」106号~110号 最終号、とうとう完成!

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2023年5月14日 (日)

アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」オシ24外装板交換パーツ

アシェットの「ブルートレイン3車両をつくる」の話題です。スペシャルスケールの1/32ダイキャストギミックモデルを120号掛けて作っていくシリーズです。

このシリーズは1月末に最終号まで到達し、2月にディブプレイボードも組み立てて完成となっています。単身赴任先の埼玉県朝霞市の社宅でコロナ禍の無聊を慰めるために始めたシリーズ、工作道具など不足する中、何とか赴任中に完成まで持ち込みました。

今年の4月より名古屋へ転勤となって自宅に帰ることになり、1両ずつ丁寧に梱包して自家用車で運びました。お陰で大きな破損も無く移動できたのですが、新しい部署の仕事が多忙でなかなか完成している模型の世話まで手が回らない状態でした。結局5月の連休明けに漸く梱包を解いて車両を取り出した次第です。

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先月、アシェットから食堂車オシ24の外装板等の交換パーツが到着していました。車体側面の業務用扉の銀帯が無かったり、業務用の表記が無いという不備に応えた形です。扉は既に外装板に接着してしまっているので扉だけ交換すればよいという事にならず、結局外装板ごと作り直すという大掛かりなものになりました。不具合の対応としてはかなりコストが掛かったことでしょう。

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続編のA寝台車のオロネ24がありますが、私は3両完成で満足して継続していません。既に終わってしまったシリーズではありますが、パーツがあれば工作を続けて満足のいく状態で完成させたいものです。

外装板に加え、銀帯塗装された扉と「業務用」表記のある窓パーツ、号車札枠など付属しています。

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外装板を再度作り直すのはちょっと、という方向けに、簡単に修正するためのシールも付属していました。銀帯と業務用表記のシールです。アシェットさんとしてはこのシールの配布で済ませても良かったのかもしれませんが、今回はちゃんと外装板まで作り直すという対応となっています。最終盤はあまりに作業が多いというバランス欠いたシリーズ構成でしたが、きちんと予告の120号で終了して更に修整用の大型パーツを配布したという誠実な対応には感謝する次第です。単身赴任でしかもコロナ禍の休日の外出自粛時に大いに慰めになりました。

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業務用扉と号車札枠を接着するだけなので、大型パーツながら作業はすぐに終わってしまいました。銀帯と業務用表記が入ってよりリアルな感じになりました。

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反対側の側面の外装板にも扉を取り付けます。
私は完成後も業務用扉の帯と窓の表記については全く不備に気付いていませんでした。同車両の模型を持っていない上に、あまり24系25形の車両についての知識が無かったのです。

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外装板を交換すると、側面の端から端まで銀帯が続いている状態はやっぱり良いと思います。終盤は怒涛のパーツラッシュで大量の検品の山であり、出荷段階で気づかなかったのでしょう。

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反対の外装板も交換します。

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外した当初の外装板に、試しに付属のシールを貼ってみました。結構シールでも十分に仕上がるようです。でもやはり帯の塗装の質感が異なるので違和感を覚えます。シール対応だけでは読者に今後のシリーズを買ってもらう事に対して影響があると思ったのかもしれません。

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1カ月以上、運搬用の箱の中に入ったままであったブルートレインはようやく新たな設置場所に落ち着きました。今後は埃を被らない様に、上から被せるアクリルケースを計画したいものです。

パーツの不具合について全く気付いていなかった私にとっては、思わぬ工作が出来た事に感謝する次第です。末永く妄想夜汽車を楽しみたいものです。

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アシェット「ブルートレイン3車両をつくる」オハネフ25光漏れ対策と大移動作戦!

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2023年5月 3日 (水)

週刊「ナイトライダー」97号~100号 今回終われば残り10号

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デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。

80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。4月30日の日曜日の夜に97号から100号までの4号分が届きました。

前回はデアゴスティーニさんの住所変更手続きのミスがあり、3月末まで単身赴任していた埼玉県の朝霞市の方に届いてしまっておりました。無事愛知県の自宅に再配達して頂きましたが、エコパッケージではなく、書店販売のパッケージで届いていました。多分、直販の通販分はギリギリの数しか用意していなかったのでしょう。

今回は無事、冊子とパーツのみのエコパッケージでの到着です。開封時のゴミが少なくなって助かります。朝霞市ではゴミを捨てる際のゴミ袋は、半透明のものならば何でもよかったのですが、今の自宅のある自治体では結構な価格の指定袋を購入しなければなりません。もちろん市民の義務は守らねばなりませんが、今までほど気楽に大量のゴミを処分できるわけではありません。

今回の4号分は非常にコンパクトなパーツばかりです。模型は殆ど完成状態なので、最終号に向けて進度調整をしているのかと予測します。

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97号から開封します。

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今号ではインナールーフパネルをボディーのルーフ内側に取り付けます。

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前回LEDを仕込んで組み立てたルーフコントロールパネルを、今回付属のインナールーフパネルにはめ込んで内側からビス止めします。

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配線をパーツに沿って引き回し、3枚のインシュレーションテープで固定します。

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2本のシートベルトのパーツは、先をインナールーフパネルの穴から内側に通し、内側から先が尖ったタッピングビスでベルトに穴をあけて固定します。

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ボディを裏返し、インナールーフパネルをボディのルーフ内側に固定します。シートベルトは天井から垂らした状態です。シャーシと合わせる際に固定するのでしょう。

これで今回の作業は終了です。

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続いて98号に進みます。

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今号ではテールランプベースにテールライトのLEDを取り付けます。

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シャーシからテールライトのLEDコードを取り外します。

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テールライトのLEDの配線の内、短い方を左側、長い方を右側にしてLEDをテールランプベースの穴に差し込みます。LEDの脚の部分を折り曲げて配線を左側に沿わせます。

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配線を3か所テープで固定します。

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これで今回の作業は終了です。

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続いて99号に進みます。

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今号ではリアのバンパーにナンバープレートランプのLEDを取り付けます。

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シャーシからナンバープレートランプのLEDの配線を取り外し、LEDをランプベースの穴に差し込みます。

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ランプベースをバンパーの内側にビス止めし、配線をバンパー内側に沿わせながら左側に出します。
これで今回の作業は終了です。

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続いて100号に進みます。

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今号ではリアナンバープレートにナンバープレートを取り付けます。ナイト2000のナンバープレートは回転式になっています。そのギミックを再現しています。

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ナンバープレートは三角柱状になっています。3面ありますが、2面は同じものなので、2種類のナンバーを表示できるという事です。劇中でも走行中に回転させて、追っ手を欺いています。

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ナンバーをリアバンパーの内側から取り付け、ナンバープレートサポートをビス止めして回転軸を固定します。
今回の作業はこれだけです。4号を通して非常に短時間で終わりました。

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ナンバーの回転ギミックは手動式ですが、結構リアルに再現されています。まずはKNIGHTの状態です。

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追っ手を欺く時の一般的なナンバープレートの状態です。

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読者プレゼントのナンバープレートと比べると、今回の模型に取り付けたものはKNIGHT表記だけでなく、プレート上部の自動車税納付のステッカーも表現されています。プレゼントのプレートもそのくらい再現してくれれば良かったのにと思います。

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次回101号のパーツは、後部のサイドマーカーです。非常に小さなパーツ4個だけの様です。模型は殆ど完成状態なので、最後までこんな調子でのんびり行くのでしょう。長く続いているこのシリーズも、残り10号となりました。何とか完成後の設置場所を確保したので、完成に向けてモチベーションを保っていきたいものです。

前回はこちら
週刊「ナイトライダー」93号~96号 コツコツ地味な内装作業を続けます

次回はこちら
週刊「ナイトライダー」101号~105号 次回の配達でシリーズ終了!

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2023年4月 9日 (日)

週刊「ナイトライダー」93号~96号 コツコツ地味な内装作業を続けます

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デアゴスティーニの週刊「ナイトライダー」の話題です。

80年代のドラマ「ナイトライダー」に登場するドリームカー「ナイト2000」の8分の1スケールのモデルカーを製作していくシリーズです。

4月より名古屋に転勤となり、3月の末に埼玉県朝霞市から愛知県半田市に引越しました。4年間の単身赴任生活の内、多くの期間はコロナ禍であった為に週末に出かけることが出来ないことが多く、狭い社宅で大人しくしていないといけませんでした。その間に始めたパートワークはアシェットのブルートレインとこのデアゴスティーニのナイトライダー。大いに慰めになったものです。仮住まいではあまり荷物を増やしたくは無いものですが、仕事以外、何の楽しみも無く日々を送れるわけではありません。大切に梱包してマイカーで丁寧に運びました。

この1年くらいは気を付けて外出しても良い環境となったので、東京見物を結構楽しみました。出来ればもっといろいろ見聞を深めたかったものです。

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さて、久しぶりに自宅での工作です。
実は今回の93号から96号までは、埼玉の社宅の方に配達されてしまっていました。もちろん転勤が決まってすぐにデアゴスティーニさんには住所変更の依頼を出して、更に電話でも念押ししていたのですが、社内の連携が取れておらず、手違いで旧住所への配送手配となってしまっていました。配送業者の佐川急便さんには留守宅への届けなので配送先不明としてデアゴスティーニさんに返送をお願いし、改めて現住所への再配送をして頂きました。その為に手にするのが一週間遅れとなりましたが、全く急いでいるわけでは無いので構いません。

但し、届いた箱がやけに大きい。中を見ると書店販売のパッケージが入っていました。直販の通販では4号分の冊子とパーツが簡単に小さな箱に入っているだけなのですが、今回は再発送の為に書店販売のパッケージしかなかったのかもしれません。次号以降の梱包がどうなるか気になります。

1号ずつシュリンクパックを解いて中身を出しました。普段はこの状態で小さな箱に入っているわけです。今回の4号分には大型のパーツは入っていません。このシリーズでは今後終了まで提供されるのは小さなパーツばかりとなると思います。

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93号から確認します。

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今号では、シャーシの接続部分のジョイントパーツと左右ドアのスカート取り付けです。今回到着の4号分はかなり軽い作業ばかりとなります。

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ボディの内側の後輪アーチの前部分にフレームジョイントをビス止めします。まずは左側からです。左右のパーツには、それぞれLとRの刻印がなされているので、ちゃんと見れば間違えることはありません。

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右側も2本のビスでしっかりと固定します。ボディとシャーシの固定部分となるので頑丈な仕組みになっています。

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左側のドアスカートを取り付けます。
これは突起を穴に入れてはめ込むだけです。外れやすいようならボディをシャーシに固定してから接着剤を使用してみようかと思います。

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右側のスカートも同様にはめ込みます。
これで今回の作業は終了です。

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94号に進みます。

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今号では、フレームの左ドア部分にインナーパネルとサイドシルを取り付けます。地味な作業をコツコツと行うフェーズです。

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ボディをひっくり返し、Aピラーの内側にインナーパネルをあててビス止めします。下側を固定しただけなので上部はブラブラしますが、天井側は今後、インナールーフパネルを取り付けて固定する様子です。

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ドア後部のBピラー側にもインナーパネルをビス止めします。

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左側のサイドシルの二つのパーツを組み合わせてビス止めした後、ボディのドア下部にあててビス止めします。黒いビスが表面に見えてしまいますが、あまり見えない部分なので気にしなければ良いでしょう。
これで今回の作業は終了です。

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95号に進みます。

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今号では、フレームの右ドア部分にインナーパネルとサイドシルと取り付けます。前号で左側を取り付けたので、今回は同じ作業を右側で行います。

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まずAピラー部分にインナーパネルを取り付けます。

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Bピラー部分にもインナーパネルを取り付けます。

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右側のサイドシルを取り付けます。
左側と若干形状が異なりますが、何故かはわかりません。
これで今回の作業は終了です。

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続いて96号に進みます。

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今号では、ルーフコントロールパネルにフロントランプやコントロールランプを取り付けます。電飾部分の作業です。

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シャーシ左後部の電飾のケーブル群の中からルームランプの配線のKとWをコネクタ部分から引き抜きます。一部の配線のラベルが取れてしまったので、接続時に判るようにテープに記入して巻いておきました。

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今号付属のフロントランプベースにKのランプのLEDを差し込みます。

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センターランプベースにWのランプのLEDを差し込み、二つのランプベースをルーフコントロールパネルの内側にビス止めします。LEDの端子部分を曲げてケーブルを取り回します。

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付属していたインシュレーションテープでケーブルを仮止めします。これで今回の作業は終了です。

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ルーフコントロールパネルの表面を見ると、どれがどんな機能を果たすのかはわかりませんが、マイケルがよく押していた天井部分のボタンが並んでいるのが判ります。

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ボディ内側への取り付けは、今後のインナールーフパネルの取り付け後となりますが、場所は今回でも確認できます。きちんとルーフ部分にも電飾があるのは嬉しいことです。

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これまではシャーシにボディを被せて保管していましたが、今回の作業でサイドシルを取り付けたので、一度被せると容易に外せなくなってしまいました。その為に上下バラバラにしての保管となります。最終的にボディをシャーシに固定する際にはめ込みたいと思います。狭い社宅で作業していた時には邪魔になってしまった事かと思います。

上下別れていると、輸送の際には二つバラバラに梱包する必要があります。嵩張ってしまうので、前回時点で運んだのは結果的に非常に効率的でした。

 

次号97号にはインナールーフパネルが付属します。今回組み立てたルーフコントロールパネルも固定できるかと思います。地味な作業ながら、ジワジワと完成に向かっていることが実感できます。

前回はこちら
週刊「ナイトライダー」89号~92号 後ろから見なけれ完成形?

次回はこちら
週刊「ナイトライダー」97号~100号 今回終われば残り10号

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